こんにちは。
TOEIC試験の直前期、少しでもスコアアップしたいですよね。
600点取らないと、就職試験に使えない・・・
730点が昇進の条件なんだよな・・・
確実にある点数をクリアしなければならないというお悩みを持っているあなたに!
1か月で100点スコアアップを実現したきなこが、直前で即スコアに反映できる直前の技術を教えます。
実際に100点アップした時のスコアはこちらです↓
↑同じ年に受験してます。(個人情報の関係でぼやかしてますが嘘ではありません。ごめんなさい。。)
留学先のため、英語表記です。
そして、2020年10月、TwitterでTOEIC直前の技術についてご紹介したところ、
その時点でAIの予測スコアが750点だったフォロワーさんから
2か月後にこんなDMが届きました。
なんと、2か月で750点から905点を叩きだしたというのです!
1か月の間、私は直前対策のハウツーの復習とそれを定着させることのみ行いました。
それ以外、TOEICに関しては勉強していません。
1か月で簡単に英語力そのものは伸びません。
しかし、1か月でTOEICのスコアを100点あげ、英語力が伸びたように見せることは可能です。
TOEICのスコアアップを短期で実現する対策を次の章から伝授します。
きなこの英語に関する実績は下記のとおりです。
- 旧帝国大学文学部言語学専攻
- カナダ留学経験あり(1年半)
- TOEIC985点取得
- 英検準1級取得
- IELTS Overall7.0
Listening8.5 Reading 6.5 Writing 6.0 Speaking 6.5※Readingでは最高8.0を得点
主な職歴は教育行政公務員ですが、国立大学研究員時代、国際労務担当として海外の労働法調査など行っていた経験があります。
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目次
TOEIC直前対策①:マークシートの記入方法と時間配分
マークシートと時間配分の方法をマスターしましょう。
TOEIC受験中は時間との戦いになります。
大量の音声や文章問題をひたすら集中して解きみ続けることになります。
特にリスニング問題は、メモが許されていません。
聞き逃しが起こらないよう、試験そのものに心落ち着けて集中できるような工夫が必要です。
マークシートの塗りつぶし方と時間配分に気を配り、常に問題を先読みしすることをオススメします。
私のおすすめの記入方法はこちらです。
シャープペンの芯より面積が大きいので塗りつぶす時間が少なくて済みます。
シャープペンでカリカリ塗るより、1秒でも早く問題の先読みをしましょう。
冒頭のアナウンスの際は、Part3、4の問題の先読みをしてください。
Part1は写真の特徴を捉えることに時間を使ってもよいです。
問題文が書かれていないので、後から見返して検討することができませんので、リスニング中にマークしましょう。
選択肢を聞きながら、Aが正解だと確信したらマークしましょう。
Aが正解だと思うが、自信がない場合は、Aに鉛筆を置いたまま、Bを聞いてください。
Bを聞いて、Bは不正解だと思えば、Aに鉛筆を置いたままにし、Cを聞きます。
こうすれば、AかCにマークすればいいということが手で分かります。
Part3、4は全て線だけ引いておいて、リーディングが始まってから、後で一気に塗りつぶす方法もあります。
リスニング中は塗りつぶす時間に割かず、問題文を先読みする時間を確保するためです。
けれども、きなこは迷うもの以外は即、塗りつぶすのをおススメします。
理由は3つ。
①鉛筆なら、シャープペンほど塗りつぶす時間が取られないから
②後から一気に全部塗りつぶすのは、気がかりでハラハラしたから
③リーディングの方にも時間を回したいから
迷うものだけ、これかな?と思うマーク欄に線を引きましょう。
リスニングが終わった後、一気に心を落ち着けてマークを塗りつぶすと、決めておいてください。
後の時点で、線を引いたマーク欄から変えてもOKです。
こうしておくと、「どうしよう、聞き取れなかった」と焦って、次の問題まで気持ちを引きずらなくて済みます。
「後で考えればいいや」と見切りをつけてしまうのです。
(後で考えても、あまり正答率があがらなかったりしますが、笑。気持ちの切り替えのためめという方が大きいです。)
リーディングパートは時間配分が命です。
難易度の高い問題に気を取られて、足止めされないよう気を付けてください。
時間配分の目安はこちらです
Part5 最大20秒/1問
Part6 平均30秒/1問、平均2分/1題
Part7 平均1分~1分30秒/1問
時間配分以上に考え込むものは「これが正解かな?」と思うところだけ、該当する回答の○に線を引きます。
線を引いて、後で再検討し、まとめて塗りつぶしましょう。
再検討の時間がなくなっていれば、線の箇所を塗りつぶすだけです。
TOEIC直前対策②リスニング全般:ひっかけ問題に注意
どの資格試験にも言えることですが、出題者は「ちゃんと理解した人だけが正解できる」テストを目指しています。
つまり、「ここだけ聞き取れた」、「ここだけ分かった」とか理解が不正確な人が不正解になるよう仕向けています。
出題者のひっかけ問題の罠にはまらないようにしましょう。
Part1:写真に写ってないものは不正解
写真に写っていないもの、つまり未来などの現時点では起こっていないものを話している選択肢は不正解です。
例えば、壊れたパソコンの写真だけが載っていたら、「これから修理に行く」という選択肢は誤りです。
写真に写っていない「テレビ」の選択肢も誤りです。
Part2:質問文に出てきた音を含む選択肢は不正解
例えば、質問文に「dependent」という単語が出てきたとしましょう。
How many dependents does George have?
ジョージは何人被扶養者がいるの?
出題者はこれだけ聞き取って中身を理解していない人を落とし穴に入れようとします。
It depends on George.
それはジョージ次第だよ。
このように、選択肢に「depend」という単語が出てこれば、不正解ということです。
リスニング問題全般に言えますが、「似たような発音の単語」でひっかけるのは王道なので注意してください。
例えば、「accompany ⇔ company」でひっかける、ということが考えられます。
TOEIC直前対策③リスニング:ここだけ聞き取ればよいポイントを知る
長時間に渡って、大量の音声を聞いて回答しなければいけないリスニング試験。
しかもメモを取ってはいけない状況。
いいえ、「英語を全て理解しよう」という気持ちは捨てましょう!
あなたは質問にさえ、答えられればよいのです。
Part2を例に取りましょう。
Part2は質問を聞いて、適切な回答を選ぶ問題です。
Where is my dog?
A: It looks fine.
B: Yes, it is fine.
C: I saw it in the backyard.
こんな感じですね。答えはCになります。
Part2で絶対正確に聞き取らなければいけないのはたった1語です。
それは問題文の最初の1語です。
この例は「Where」で始まっています。
Wh疑問文で始まる場合、「Yes,No」で答えることはあり得ません。
なので、Bは即座に切り捨ててください。
「Where」さえ聞き取っておけば、「場所」を表す単語や前置詞「in、at、on」辺りが出てきたら正解だなということが分かります。
この例の場合は「in」や「backyard」ですね。
TOEIC直前対策④リーディング:全部読まなくていいポイントを知る
リーディングパートも、リスニングと考え方は同じです。
全文を理解しなければならないという考えは捨ててください。
さて、ここでは、Part5を例にとりましょう。
Part5は短文の穴埋め問題で、いわゆる文法問題になります。
The outdoor concert was interrupted due to a _ _ _ _ storm.
(A) rapid
(B) rapidly
(C) rapidness
(D) rapidity
こんな感じですね。答えはAになります。
まず、Part5は選択肢から読んでください。
選択肢を読めば、問題文を全部読まなくてよいか判断できます。
読まなくても正解できる問題は「品詞、前置詞」などが問われている場合ですが、この例題はrapidのいろんな形が選択肢になっています。
つまり、どの形が適切か、品詞の種類が問われているので、問題文を全部理解しなくてもよいです。
空欄は「a(冠詞)」と「storm(嵐・名詞)」、で挟まれているので、形容詞しかありえません。
省力化して生み出した時間は、Part7に回していくという戦略が有効です。
気になる人のために上記の英文和訳しておきました↓
急な嵐のために、屋外コンサートは一次中断になった。
TOEIC直前対策⑤総仕上げは手を付けた模試などで
直前期、特に1か月以内に直前の技術を叩き込む以外にオススメの方法をご紹介します。
非常にシンプルです。
直前期より前に手を付けた「公式問題集」を解いてください。
ポイントは「新しいものには手を出さないこと」です。
新しい問題集をこの時期に買うのもダメです。
せっかくこれまで入れてきた知識が押し出されかねません。
公式問題集を解く効果は以下の通りです。
・特定分野に偏らない総復習ができる
・試験のヤマが張れる
・試験本番の時間配分が練習できる
公式問題集とは予想問題集の役目を兼ねていますから、似たような問題が試験当日に出るかもしれません!
ぜひ、試してみてください。
「TOEIC直前の技術」で全てのテクニックが分かる
さて、これまで説明してきたテクニックですが、語学教育で有名なアルクから出版されている「TOEICテスト直前の技術」の内容がほとんどです。
Twitterでも図解をさせて頂きました。
※最新版の本では、スコアの上がる順番は下記のように訂正されています。
「2>5>6>3>4>7>1」
上記で紹介したテクニック以外にも、たくさんの技術が紹介されていて、また、効果的な学習の順序を元に組まれた11日間で完成する学習コンテンツは非常に有効です。
11日間とは書いてありますが、2回回した方がノウハウの定着率もよいですから、個人的には1か月は練習期間を取ることをオススメします。
大変優れた本なのですが、ある程度の英語の基礎知識は必要です。
名詞と形容詞の区別が全くつかないと、Part5の全文読まなくてよいテクニックも使えません。
また、見てきて分かる通り、英語力そのものが身に付く訳ではありません。
英語の資格を持って、見事憧れの職業に就けたとしても、それに見合った英語力がないと、後で苦しむのは自分です。
効果的にTOEICを伸ばすためにも、また、TOEIC取得後、点数とギャップなく活躍するためにもやはり、普段からの英語の勉強は必要です。
本ブログ参考にぜひ理想とする自分の姿へと近づいて行ってください。
TOEIC対策全体の記事はこちら
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TOEIC直前の技術についてまとめ
TOEICの直前の対策についてまとめました
対策①マークシートの記入方法と時間配分
- 先の少し丸い鉛筆を使う
- Part1、2は即座にマーク
- Par3、4は判断に迷えば線、それ以外はマーク
- Par5~7は判断に迷えば線、それ以外はマーク
対策②ひっかけ問題に注意
- Part1:写真に写ってないものは不正解
-
Part2:質問文に出てきた音を含む選択肢は不正解
対策③ここだけ聞き取ればよいポイントを知る
Part2は絶対最初の1語を聞き取る
対策④全部読まなくていいポイントを知る
Part5は選択肢から読み、問題文全文を読むかどうか判断
→ 品詞を判断する選択肢は読まなくてよい。
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当ブログには英語学習に役立つコンテンツを用意していますので、どうぞお役立てください。
あなたの英語学習を進めるお手伝いができれば幸いです。