英語を使う公務員

国際公務員になるには【TOEIC985点の元公務員が紹介】

こんにちは。元ワーママ公務員のきなこです。

英語を使う公務員のうち、今日は国際公務員について紹介します。

きなこは、TOEIC985点取得し、3つの公務員組織で仕事をしてきた元公務員です。

きなこ自身が英語を生かして仕事をしていた日々など

詳しいプロフィール

国際公務員とは

国連事務局(UN)、国連児童基金(UNICEF)、世界保健機関(WHO)、経済協力開発機構(OECD)などの海外に本部がある国際機関で働く職員のことをいいます。

きなこ
きなこ
海外で働くのだから、絶対に英語話せないと仕事ができないよね。

国連事務局に勤務する国際専門職の在職状況

(1) 女性の割合 : 42.6%
  
(2) 平均年齢 : 46.6歳
  30歳未満の在職者はわずか。初任レベルのP-2でも平均年齢は36.4歳

(3) 在職期間 : 7.1年(連続するもの)
  別の国際機関に異動し、復帰した場合にはゼロからカウントされる

引用・抜粋:国際連合日本政府代表部

きなこ
きなこ
2015年末時点の国際機関で国際専門職として働く日本人職員数は794名です。

国際公務員の雇用契約(任期など)

日本の公務員とは全く異なり、終身雇用制度は廃止されています。

きなこ
きなこ
海外では終身雇用の方がそもそも珍しいよ。国立大でASEAN諸国の労務担当をしていた頃、調査した結果知りました。

国際連合日本政府代表部のWebサイトによると、これから採用される職員については3種類の雇用契約があります。(終身雇用制度は廃止)

  1. 継続雇用契約
    一定の年数以上、勤務し、勤務成績が優秀な人は定年65歳まで雇用が保証される制度
    導入していない国際機関もある。
  2. 任期付雇用契約
    1年以上5年以内の任期での雇用で、契約が更新される場合もある。
  3. 臨時雇用契約
    1年未満の雇用。上記2つと比べ、処遇は劣ることがある。

きなこ
きなこ
国際機関でインターンで働いていた友人は、「何個か声をかけてもらったけど、若いうちだとよいポジションが狙えない。日本で経験積んでお金貯めてから、いいポジションの空席公募をまた狙う」と大学の准教授になりました。そんな人もいます。

国際公務員の給与

各国際機関毎に定められています。
下記は国連関連機関の職員の例です。

NY勤務(単身者、P2レベル1年目)の例
※P2とは職務経験2年程度

計約105,500米ドル(約1,160万円)

-基本給(年俸) 約4万7千ドル
-地域調整給(67.5%) 約3万2千ドル
-着任時日当(30日分) 約2万ドル
-着任一時金(給与1か月分) 約6,500ドル

引用・抜粋:外務省配布 国際機関で働こう

きなこ
きなこ
P2の平均年齢は36.4歳だから・・・これはすごいね!

国際公務員の職種

職種は一般職と専門職に分かれています。
語学力は、英語に加え、フランス語も必要です。

一般職は現地国の現地事務所に直接求人があるかどうかを確認し、個人で応募することになります。
専門職ほど高い学位は求められません。

専門職は、「大学を卒業してすぐ就職」という性質の仕事ではありません。
修士号専門的な職務経験を求められます。

専門職の採用形態

主な採用形態は下記の3通りです。(外務省配布 国際機関で働こうを引用抜粋)
この他にも、各国際機関独自で、制度を設けていることがあります。

  空席公募 JPO派遣制度 国連事務局YPP
実施機関 各国国際機関 外務省 国連事務局
年齢制限 特になし 35歳以下 32歳以下
学歴 修士号以上※ 修士号以上 学士号以上
職歴 2年以上 2年以上 問わない
ポイント 随時応募が可能 日本人の中だけで競争なので、空席公募より倍率が低い 学士号のみ、職務経験なしで応募可能。

※学士号+追加的な職歴2年で応募可能なポストもある

国際公務員のキャリアパス

転職

国際公務員のキャリアパスは、各個人によって全く違います。

一斉に就職活動して、大学卒業してすぐ、会社員や公務員として働くというような常道がありません。

一旦民間企業や公務員として就職してから、大学院で専門分野を学ぶ人も中にはいます。

従って、長期的な視点で、柔軟にキャリアを形成していかなければなりません。
任期があったり、空席の有無も関係するので、自分の計画通りにキャリアを形成することは難しいですから、強い精神力と動機が大事です。

外務省配布の国際機関で働こうによると、4つの例が紹介されています。

  1. 民間企業の管理部門などで職歴を積む場合
  2. 開発コンサルティング企業、国際協力NGO等で職歴を積む場合
  3. JICA海外協力隊で職歴を積む場合
  4. 国連ボランティアで職歴を積む場合

当然のことながら、職務経験と学歴はリンクさせる必要があります。
例えば、こんなキャリアの方が紹介されていました。

 国際機関で環境問題に取り組みたい
  → 環境工学の博士号
  → 建設会社で水環境評価に携わる

また、友人の例も紹介したように、国際機関にはインターンの制度もあります。
インターンは無給のことが多いですが、奨学金が得られるケースもあるので、文部科学省のトビタテ!留学JAPANプログラムを確認してみましょう。

国際公務員になるには、まとめ

国際公務員になるための情報をまとめました。

まとめ

国際公務員は海外に本部がある国際機関で働く職員

国際公務員の雇用契約
※終身雇用制度は廃止された

  1. 継続雇用契約
  2. 任期付雇用契約
  3. 臨時雇用契約


国際公務員の給与は36.4歳で約1,160万円

国際公務員の職種

  1. 専門職
    採用形態は3つあるが、修士号を要することが主
  2. 一般職

国際公務員のキャリアパス 

  1. 民間企業の管理部門などで職歴を積む場合
  2. 開発コンサルティング企業、国際協力NGO等で職歴を積む場合
  3. JICA海外協力隊で職歴を積む場合
  4. 国連ボランティアで職歴を積む場合

国際公務員として活躍するには常に英語力を高めることが最低限必要です。
当ブログの英語学習記事を役立ていただければ幸いです。