国家公務員総合職を目指したいけど
自分の可能性を模索したいから、民間も併願したい。
教養区分なら、勉強量が少なくて済むから
ダブルスクール不要で民間と併願しやすいと聞いたけど本当かな?
本日は、国家一種(旧国家総合)一次突破した元公務員が
国家公務員総合職の教養区分について解説します。
また、国家公務員総合職の方と仕事をしたことがある経験から、垣間見た「キャリア官僚の実態」もお届けします。
実際の合格者のインタビュー記事掲載も予定しています。
なお、きなこは
国家公務員一種(現国家総合職)の一次合格含む
3回公務員試験に合格して転職し、
TOEIC985点を取得している英語能力も高い異色の元公務員です!
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目次
国家公務員総合職とは
国家公務員総合職とは、いわゆる「キャリア官僚」のことです。
「政策の企画立案等の高度の知識、技術または経験等を必要とする業務に従事する職員」と定義されています。
中央省庁の幹部候補として、政策立案、法案作成、予算編成などに携わります。
2020年に人事院発表によると、国家公務員総合職の合格者が10名以上の大学は下記の通りです。
大学名 | 合格者数 |
東京大学 | 249 |
京都大学 | 131 |
早稲田大学 | 90 |
北海道大学 | 69 |
東北大学 | 65 |
中央大学 | 60 |
立命館大学 | 59 |
岡山大学 | 56 |
東京工業大学 | 51 |
名古屋大学 | 51 |
きなこが一緒に仕事をしたキャリア官僚は「お茶の水女子大」出身でした。
偏差値が高い大学が名を連ねていますが、試験を突破すればもちろん誰でもチャンスはあります。
ノンキャリと呼ばれる国家公務員一般職と比較すると、次のような違いがあります。
仕事内容
同じ事務職であるため、仕事内容が全く異なるという訳ではありません。
年齢を重ねるにつれ、キャリアである総合職は出世しますので、必然的に企画・取りまとめ・調整の仕事が増えていきます。
対して、ノンキャリである一般職は定型業務に従事する傾向が強いと言えます。(係長以上に昇進すれば話は別です)
また、国家総合職には下記のような制度もあるため、海外との接点がある仕事も一般職より多く想定され得ます。
- 国費留学で2年間海外の一流大学院に
入学できる制度がある - 海外の出向や大使館や総領事館、
政府代表部での勤務例もある
残業
総務省発表の平成27年度の調査によると、
国家公務員 の年間超過勤務は233時間
本府省363時間
それ以外206時間
となっています。
キャリアとノンキャリの正確な時間数は分かりませんが、
本府省(中央省庁)にキャリアは配属されることが多いです。
なので、本府省とそれ以外の差を一つの傾向として捉えてみてもいいでしょう。
ただし、一般職で本府省に配属された場合は、総合職に近いハードワークが想定してください。
国家二種で採用された国立大学では、同期職員が文部科学省に出向しましたが、話を聞くと壮絶でした。
国会対応が入ると徹夜は当たり前、自宅のドアにタッチしてまた出勤するような状態とのことでした。
10年以上前の話なので、状況は改善されてきていると思いますが、上記の数字の通り、中央ほど仕事が忙しい傾向は変わっていません。
初任給
国家公務員 (一般職) |
国家公務員 (総合職) |
|
院卒 | 21万3,000円 | |
大学卒 | 18万2,200円 | 18万6,700円 |
高校卒 | 15万600円 |
初任給の違いは上記のとおりです。
昇進
昇進スピードは国家総合職の方が早いです。
一般的に、ノンキャリが30代前半から半ばで係長になるのに対し、キャリアは20代半ばです。
(省庁で差がある可能性があります。あくまで一般論です)
私は国家公務員二種時代に国立大学に所属していたので、その時見た例をお話しします。
いわゆる出先機関で見たことなので、中央省庁の事情は含まれていないため、その点はご留意ください。
■ノンキャリ(国家一般職)
地方出先採用の場合
※国立大学等法人職員はココ
- 大学課長級まで出世するのはトップ層
- 係長級で定年も珍しくない
30代後半から40代で係長級が平均 - 主任止まりで定年の人も中にはいる
- 高卒の女性課長もいたので、実力主義
ただし、氷河期以降、有名大卒や高学歴職員が
増えたので、今後は昇進競争はシビアになるはず
■ノンキャリ(国家一般職)
本府省採用の場合
- 40代半ばで大学課長級が平均的だが
本府省でなく、地方大学を転々とするケースもある - 高卒の部長級もいたので実力主義といえる
ただし、完全実力主義ではない。
昇進は、「出先採用 < 本府省採用」出先採用の課長の方が本府省採用より優秀
というケースもあるが、この壁は厚い
■キャリア(国家総合職)
- 20代後半で係長
- 30代後半で大学課長級
- 40代前半で大学部長級
キャリア官僚の魅力(きなこの私見)
キャリアは、ノンキャリと比較し、築ける人脈のレベルや携われる仕事内容が全く異なります。
特に中央省庁と出先では歴然としています。
また、キャリア官僚は国内外で活躍ができ、研修制度も手厚いです。
人脈と見識、専門的な経験があれば、転職が難しいと言われがちな公務員でも、コンサルなどへの転職が可能です。
定年退職後に、大学教授として活躍するなど、幅広い活躍も可能です。
事実、一緒に仕事をしていた海外経験豊富な元キャリア官僚の上司は、定年後も見識を生かし、生き生きと海外出張へ飛び、大学で授業も担当していました。
※上司は修士号を持っていました。
学士号では厳しいかもしれません。
公務員の中では「ネームバリュー」、「職務内容」、「人脈」という点で、公務員を辞める事態になっても柔軟なキャリアが歩める可能性が高いです。
公務員というキャリアを考える上で、一つの視点として参考にしてください。
国家公務員総合職【教養】メリットは民間併願
国家公務員総合職採用試験の仕組み
さて、国家公務員総合職になるためには採用試験を突破する必要があります。
試験制度について説明しましょう。
試験区分は複数あります。
教養の区分が一番勉強する科目数や範囲の負担が軽くて済みます。
違いを見た後、教養区分のメリットを詳しく見ていきましょう。
一言で言うと、民間企業との併願がしやすいです。
試験の勉強負担が軽く、試験の実施時期が民間就活のピークと重なっていないためです。
※教養以外は大卒枠の科目を記載
教養 区分 |
教養 以外 |
||
一次 | 基礎能力 | 5 | 2 |
専門 | 3 | ||
総合論文 | 8 | ||
二次 | 専門 | 5 | |
政策論文 | 2 | ||
政策 課題討議 |
4 | ||
企画提案 | 5 | ||
人物試験 (面接) |
6 | 3 | |
配点合計 | 28 | 15 |
さて、この配点以外にも「外部英語試験」による加点があります。
教養区分もそれ以外も同様です。
従って、国家総合職志望者は、英語をしっかり勉強してTOEICの点数を取っておくのが一番効率が良いです。
英語を勉強する利点はまた後ほど具体的に解説します。
ちなみに試験区分ごとの倍率は下記の通り。
2019年度人事院発表
女性の割合は、教養区分では21.6%、教養以外(院卒も含む)は31.5%でした。
なお、教養区分の場合、試験対策が不要なため、実際の倍率は見えている数字より少ないと推測します。
(地方公務員でも同じですが、教養のみの場合、申し込みのみで、一次試験に欠席する人も多くなる傾向があります)
❶教養区分は専門科目の勉強が不要
公務員試験の中で一番対策の負担が大きいのは「専門」の科目です。
上記の表の通り、教養区分では「基礎能力試験」のみで済みます。
基礎能力試験は、高校まで勉強した内容で対応できるイメージです。
知能分野は
数的処理という中学受験の数学のような科目
英文・現代文などの文章理解という読解問題
で構成されています。
知識分野は、下記のような科目が挙げられます。
- 社会科学:政治、経済、法律、時事
- 自然科学:数学、物理、化学、生物、地学
- 人文科学:日本史、世界史、地理、文学・芸術、思想
知識分野は範囲が膨大にも関わらず、出題数が各2問程度なので、
数的処理や文章理解を得点源にしていくのが王道です。
さて、国家総合職の対策で、膨大かつ質の濃い勉強量を必要とするのは、つまり、専門科目試験です。
私はTACに通学し、地方上級・国家一般職(当時は国家二種)対策をメインに一年間勉強しました。
一次試験の専門のマーク問題でも、初見の問題を多く見ました。
一般職は基本レベルの問題が多いですが、総合職の専門科目は当日に応用力がかなり試される試験だと感じました。
それでも、一次までは何とか対応できましたが、二次以降は総合職専用の対策をしていないと通用しません。
筆記試験は全く歯が立ちませんでした。
文学部出身だったので、基礎知識がないため、なおのことです。
私の経験から、旧帝レベルの基礎学力があっても、国家総合職の専門科目に関しては、集中した対策なしで突破できないと断言します。
自分と同等以上の学力を持っているライバルと戦わなければならないのも大きな要因です。
専門科目に多くの時間を知識のインプットに当て、深い応用力を身に付けなければなりません。
それを受ける必要がないというのは、特に法律学部・経済学部以外の学生にとっては大きな利点です。
❷20歳から受験できるので民間と併願しやすい
他の試験区分は21歳からしか、採用試験を受験することができませんが、教養区分は20歳から受験が可能です。
また、国家総合職が第一希望で何が何でも浪人せず、合格したい場合、「20歳の年と21歳の年の2回受験ができる」という利点もあります。
一次試験の試験日はこんな感じです
教養区分 :大学3年生の9月
教養以外の区分:大学4年生の4月
さて、一般企業の就活のスケジュールと国家公務員総合職の試験スケジュールを合わせたものを見てみましょう。
※民間企業のスケジュールはキャリタス就活2022より抜粋
国家公務員試験スケジュールをきなこが追記
民間企業の就活と国家公務員総合職(教養区分以外)試験のピークが
重なっていることが分かると思います。
教養区分なら、民間企業の就活で一番忙しい時期までに活動が終わります。
下記で詳しく書いていますが、
「直前期」は専門科目を含む試験の場合、一日10時間位勉強するということも少なくありません。
民間企業の就活と国家総合職の試験を並行するのはよほどの精神力と、オンオフの切り替えがうまい人でないと続かないと断言できます。
私の合格例(地方公務員・教養のみ)でいくと、一日2~3時間×一年で「全受験者中4位」で一次を突破した経験があります。
国家一種一次突破時の内容難易度を思い出してみると、確かに二種よりは難しいものの、時間を倍かければ解けるようになるというものではありませんでした。
基礎能力試験(教養試験)であれば800~1000時間もあれば十分な余裕があると思います。
国家総合職教養区分突破の秘訣は英語に!
基礎能力試験のポイントは英語
上記でも触れましたが、国家総合職の合格を目指すのであれば、「英語の勉強は必須」です。
英語の資格試験の加点についても利があるのは当然のことながら、基礎能力試験において人文科学などと比較し、重要度が高いからです。
基礎能力試験の内訳を詳しく説明しましょう。
知能分野には文章理解(英文)が含まれますが、下記の表を見てください。
科目 | 出題数 | 配点 | |
知能分野 | 24 | 3 | 文章理解(8) |
数的処理(16) | |||
知識分野 | 30 | 2 | 自然科学(10) |
人文科学(10) | |||
社会科学・時事(10) |
文章理解のうち、英語は3、4問出題されます。
これに対し、例えば、日本史は人文科学(上述のとおり5科目含む)10題のうち、2問程度。
さらに配点比率で考えましょう。
英語は全体の配点3
→3×3~3×4、つまり最大12
日本史は全体の配点2
→2×2、つまり4
加えて、日本史は出題範囲が膨大なのにたった2問しか出ません。
平安、鎌倉、江戸、明治・・・2題のために全部暗記できますか?
どちらの科目に力を入れるべきかは一目瞭然です。
勉強するならTOEIC対策
英語の資格試験の加点も狙って、公務員試験対策を始める前から、TOEIC対策を行うことをオススメします。
TOEICには読解の問題があるため、TOEIC読解が解けるレベルのリーディング力があれば、公務員試験の文章理解の内容は十分対応できます。
あとは公務員試験独自の傾向をつかむだけでOKです。
公務員試験ではリーディングしか出題されません。
英語外部試験においてTOEICをオススメする理由は二つあります。
TOEICはコスパがよい
英検、IELTS、TOEFLに比べて、一番コスパのよい試験だからです。
それぞれの試験が測る能力は下記の通りです。
英検、IELTS、TOEFL:
リーディング、リスニング+
スピーキング、ライティング
TOEIC:
リーディングとリスニングのみ
TOEICは試験対策するのは2技能のみで済みます。
また、受験料も下記の通り。
TOEIC L&Rが一番安価です。
※2020年8月現在
TOEIC L&R | 6,490円 |
IELTS |
25,380円 |
TOEFL iBT | 235USD |
英検準1級 ※級により、受験料が異なる |
8,400円 |
ただし、入庁後、海外で活躍し、出世を望む方はアウトプット(スピーキング、ライティング)を鍛えることをオススメします。
スピーキング中心にオンライン英会話で鍛えるのが最も安価な方法です。
ライティングに関しては、あまり知られていませんが、オンライン英会話によっては添削指導が受けられます。
即興で話すスピーキングと違って、難しい語彙を意図的に使ったりなど、表現の幅が広がります。
練習して損はない技能です。
オンライン英会話の練習記事はこちら
民間企業でTOEICは知名度が高い
TOEICが他試験と比較して、オススメの理由のもう一つは民間企業での知名度です。
就活では、TOEICの点数は間違いなく有利に働きます。
IIBC(TOEICの主催団体)2013年度「上場企業における英語活用実態調査」によると、
企業の63.2%がTOEICテストの結果を利用しています。
次いで多い英語テストは英検ですが、6.6%。
圧倒的な差が開いています。
そして、約5割の企業が採用時にTOEICのスコアをチェックしています。
新入社員の採用試験で実施している企業は28.5%、
採用時の参考にしている企業は69.3%です。
2019年度の英語活用実態調査では、資格手当給付の条件や昇進の条件にTOEICを利用している企業の例が報告されています。
民間併願時もさることながら、公務員試験に合格した後、公務員を続けられなくなり、転職したい、というような時が訪れても、英語のスキルはあなたの役に必ず立ってくれます。
事実、37歳の公務員経歴が主の私が転職活動した時、TOEIC985点が役に立ちました。
37の転職活動。短期離職、パート、空白有、子供有の女。トリプルどころかクアトロパンチ。公務員歴約14年は市場価値0と言われた。ノイズは無視して挑んだら、外資系一次通過、一部上場の社内通訳書類通過。英会話の研修担当・専門誌の日英ライター内定。TOEIC985が効いた。英語は人生を切り開く道具だ
— きなこ@英語で変える🐶元公務員の挑戦 (@Kinaco_Inu) August 21, 2020
公務員試験にも、民間企業就活・転職にも使えるTOEICの点数。
特に、まだ時間のある学生のうちなら、勉強しておいて損はありません。
TOEIC対策の記事
当ブログでは、TOEIC985点を取得した留学経験のある元公務員という異色の経歴を生かし、TOEIC対策の記事を書いています。
600点突破目標はこちら
700点(730点でも十分です)突破目標はこちら
基礎能力試験対策
基礎能力試験対策の記事はこちらです。
公務員試験全般
教養試験全般
文章理解
公務員試験参考書
予備校を利用する場合
※準備中
国家総合職【教養区分】合格者インタビュー
準備中
国家公務員総合職【教養区分】のまとめ
国家公務員総合職【教養区分】についてまとめました。
国家公務員総合職とは
キャリア官僚=中央省庁の幹部候補:
政策の企画立案等の高度の知識、技術または
経験等を必要とする業務に従事する職員
国家公務員総合職の合格者が10名以上の大学
大学名 | 合格者数 |
東京大学 | 249 |
京都大学 | 131 |
早稲田大学 | 90 |
北海道大学 | 69 |
東北大学 | 65 |
中央大学 | 60 |
立命館大学 | 59 |
岡山大学 | 56 |
東京工業大学 | 51 |
名古屋大学 | 51 |
ノンキャリ(国家公務員一般職)と比較
■仕事内容
同じ事務職なので従事する仕事は同じだが
出世に従い、総合職は企画・取りまとめ・調整
一般職は定型業務に従事する傾向が強い
国家総合職には下記のような制度もあるので
海外との接点がある仕事が一般職より多い
- 国費留学で2年間海外の一流大学院に
入学できる制度がある - 海外の出向や大使館や総領事館、
政府代表部での勤務例もある
■残業
国家公務員 の年間超過勤務は233時間
本府省363時間
それ以外206時間
キャリアとノンキャリの正確な違いは不明だが
本府省(中央省庁)にキャリアは配属されることが多い
本府省とそれ以外の差を一つの傾向として捉えてもOK
しかし、一般職で本府省に配属される場合は、
総合職と同様の傾向と言える
■初任給
国家公務員 (一般職) |
国家公務員 (総合職) |
|
院卒 | 21万3,000円 | |
大学卒 | 18万2,200円 | 18万6,700円 |
高校卒 | 15万600円 |
■昇進
昇進スピードは国家総合職の方が早い
一般的に、
ノンキャリが30代前半から半ばで係長
キャリアは20代半ばで係長
■キャリア官僚の魅力(きなこの私見)
築ける人脈のレベルや携われる仕事内容が高い
キャリア官僚は国内外で活躍ができ、研修制度も手厚い
転職が難しいと言われる公務員でもコンサルなどへの道が可能
定年退職後に、大学教授として活躍することも可能
※修士号取得者に限られる
ネームバリュー、職務内容、人脈
→ 柔軟なキャリアが歩める可能性が高い
国家総合職【教養区分】のメリット
民間併願がしやすい!
■採用試験の仕組み
試験区分は複数ある
教養区分が一番勉強する科目数や範囲の負担が軽い
一言で言うと、民間企業との併願がしやすい。
試験の勉強負担が軽く、
試験の実施時期が民間就活のピークと重なっていないから
試験倍率比較
教養区分 19.5倍
教養以外(大卒) 13.5倍
以下、違いを比較
※教養以外は大卒枠の科目を記載
教養 区分 |
教養 以外 |
||
一次 | 基礎能力 | 5 | 2 |
専門 | 3 | ||
総合論文 | 8 | ||
二次 | 専門 | 5 | |
政策論文 | 2 | ||
政策 課題討議 |
4 | ||
企画提案 | 5 | ||
人物試験 (面接) |
6 | 3 | |
配点合計 | 28 | 15 |
外部英語試験による加点
例えば、TOEICだと600点で15点加算、
730点だと25点加算
→ TOEICの点数を取得すると勉強効率が良い
■メリット❶教養区分は専門科目の勉強が不要
一番対策の負担が大きい「専門」を勉強しなくて済む
■メリット❷20歳から受験できるので民間と併願しやすい
一般に民間就活のピークは大学3年の3月以降だが
教養区分ならピーク以前に活動が終わる
国家総合の志望順位が高い場合、
大学3年生と4年生の2回チャンスがあるとも言える!
国家総合職教養区分突破の秘訣は英語に!
■基礎能力試験のポイントは英語
英語の資格試験で加点がある他、
基礎能力試験において人文科学などと比較し、重要度が高い
■勉強するならTOEIC対策
TOEICに対応できるレベルの読解力を身に付ければ
公務員試験独自の傾向をつかめばよい
英語外部試験でTOEICをオススメする2つの理由
・TOEICはコスパがよい
英検、IELTS、TOEFL:
リーディング、リスニング+スピーキング、ライティング
TOEIC:
リーディングとリスニングのみ
受験料もTOEIC L&Rが一番安価
・民間企業でTOEICは知名度が高い
企業の63.2%がTOEICテストの結果を利用
次いで多い英語テストは英検6.6%。
約5割の企業が採用時にTOEICのスコアをチェック
新入社員の採用試験で実施している企業は28.5%、
採用時の参考にしている企業は69.3%
資格手当給付の条件や昇進の条件に
TOEICを利用している企業の報告もあり
民間併願時の他、公務員を続けられなくなり
転職したい時にも役立つ
■TOEIC対策の記事
■基礎能力試験対策の記事
■予備校を利用する場合