こんにちは。元ワーママ公務員のきなこです。
今日は、国立大学法人等職員の採用方法について、お話ししたいと思います。
国立大学法人等職員の採用試験は全国七つの地区に分かれた採用事務室でそれぞれ行われているのはご存知ですよね。
教養試験のみで受験でき、学歴も問わない試験ではありますが、受験できる年齢に30歳(採用年の4月1日時点で)という制限があります。
※2020年2月28日時点での情報です。
目次
30歳超えても受験可能!大学職員の採用方法
国立大学法人等職員以外にも、「大学職員」という視点で情報集めてみました。
独自採用試験(国立大学)
国立大学によっては統一試験よりも条件が緩やかな「独自採用試験」を実施しているところがあります。
例えば、京都大学は筆記試験や年齢制限のない採用試験を独自に実施しています。
統一試験との併願も可能です。
東京工業大学も統一試験より、年齢制限が緩やかで、筆記試験も簡略化した方法を独自で設けています。(2020.2.22現在)
網羅した情報を扱うところはないので、希望する大学のサイトをそれぞれ確認してください。
公立大学法人職員採用試験
公立大学はいわば、「国立大学等法人の独自採用試験」と同じです。
それぞれの大学のサイトを確認し、情報収集しましょう。
京大のように、リクナビNextなどの求人媒体を同時に使っていることもあります。
内部登用試験(国立大学・公立大学)
これはあまり知られていないのですが、国立大学も公立大学も、内部の契約職員向けに「登用試験」を実施している場合があります。
内部の非正規の職員向けなので、年齢制限はないことが多いです。
そして、外部向けの一般採用試験とは違って、内部の職員が対象ですから、「公務員試験対策をしてこなかった人」がほとんどなので、筆記試験を突破するためのボーダーが低い傾向にあります。
実際職場を経験してから、職員になれるので、「こんなんじゃなかった・・・」というミスマッチを防げるメリットがあります。
一定の勤務年数を経た契約職員という条件がついているところがほとんどですが、中には勤続一年で登用試験を受験できる法人もあります。
そうですね。基本的には外部に情報を公開していません。
今、ブログ読んでいるあなただけに、情報を入手できる方法を教えます。
あなたが働きたいと思っている大学の職員組合のサイトを見てみましょう。
職員組合は、契約職員も加入できる組織なので、組合員のための情報提供の一環として、情報をまとめている可能性があります。
私立大学職員の採用試験
準公務員ではありませんが、私立大学も選択の一つとして検討するのもよいでしょう。
土曜の午前中は出勤というところがほとんどで、また夜間大学院など開講していて、シフト制のところもあります。
しかし、一般的に中堅以上の私立大学は国公立大学より給与が高いです。
要件など国公立と見比べてみるとよいでしょう。
また、国公立と同じで、大学のサイトだけではなく、リクナビNextなどの転職サイトに求人を出すところもあります。
私立大学も国公立と同様、非正規職員向けに内部登用試験の制度を設けている可能性もあります。
しかし、私立大学はあまり外部に情報が出にくい(組合も外部向けにサイトを作っていない)という傾向はあります。
さて、国公立・私立問わず、大学職員の求人を網羅的に扱っているサイトもあります。
「大学職員への道」が有名です。
一括で情報が確認できるので一度確認をしてみてください!
https://www.xn--u9jta670z9tdf8cy04fdhxa.com/kyujin_jokyo.html
学校事務を併願している人はこちらも参考にしてみてください。
大学職員としての採用率をあげたいあなたはこちらの記事を。
教養試験に特化した対策ができる予備校を探したい方はこちらも参考にしてください。
国立大学等法人職員採用方法のまとめ
国立大学法人等職員や、その他の大学職員の採用方法についてご説明をしました。
国立大学等法人職員採用のための統一試験は受験年齢30歳まで
30歳超えても、4つの方法で大学職員になれる
- 独自採用試験(国立大)
- 公立大学法人職員採用試験
- 内部登用試験(国公立大)
- 私立大学職員採用試験
※内部登用試験を実施している大学もあり
面接試験や職場訪問などを経て、第一志望が固まったりすることもあります。
多様な選択肢を知っておくのは仕事を決める上ではとても重要ですのでぜひ参考にしてみてください。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!