やり直し・中学校英語 PR

英語の五文型やり直し【文法まとめ】TOEIC985点・教員免許取得者解説

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは。きなこです。

英語を生かす仕事ってかっこいいし、
年収も上がるみたいだから、
英語やTOEICを勉強してみようかな。

でも、中学校の英語すらもう忘れてしまった・・・
SVOCとSVOOってなんだっけ?

そんなあなたのために。

今日は五文型の説明だけでなく、五文型が分かると、どのように英語ができるようになるのか?についても詳しく説明します。

中学校英語のやり直しはこちら。

英語初心者のための中学英語やり直し【中高教員免許・TOEIC985点取得者解説】こんにちは。きなこです。 大人になってしまったけど、 中学校英語からやり直して英語を話せるようになりたい! 英語を生かした仕事にい...

TOEICの初心者に!まずは500点目標から

TOEIC500点レベルは?初心者におすすめの参考書と勉強法【TOEIC985点取得者が解説】こんにちは。きなこです。 TOEIC、全く自信がないけど これから英語を使った仕事にも挑戦したいな それならば、まずは500点を目...

きなこの英語に関する実績は下記のとおりです。

  • 旧帝国大学文学部言語学専攻

  • カナダ留学経験あり(1年半)
  • TOEIC985点取得
  • 英検準1級取得
  • IELTS Overall7.0
    Listening8.5 Reading 6.5 Writing 6.0 Speaking 6.5

    ※Readingでは最高8.0を得点

主な職歴は教育行政公務員ですが、国立大学研究員時代、国際労務担当として海外の労働法調査など行っていた経験があります。

詳しいプロフィール

英語の五文型とは?

五文型とは、文の要素の並び方の順番です。
順を追って説明します。

五文型と文の要素

英語の五文型基本文型とも呼ばれます。
文には主語、動詞、補語、目的語」の要素があります。

文の要素とは、「それがないと文として成り立たない必須のパーツ」です。

主語
日本語の「~は」、「~が」にあたる語(語句)

I
am a student.  私は学生だ。

動詞
日本語の文末「○○する」にあたる語(語句)

I keep a dog.  私は犬を飼っている

目的語
動詞の働きを受ける語(語句)

I keep a dog.  私は犬を飼っている。
   ➡      ➡

補語
主語の説明をする語(語句)
主語=補語の関係

She is kind.  彼女は親切だ。

文の要素と品詞

文の要素は次のような品詞から成り立ちます。

ただし、下記の表の品詞は「これがないと文の要素が成り立たない必須のパーツ」です。

名詞は冠詞のa/anや形容詞などの品詞を伴うことがあります。
下記のような場合、主語は下線部、A beautiful ladyです。

A beautiful lady has a bag.
美しい女性はカバンを持っている。

品詞とは「名詞、動詞、形容詞・・・」といったカテゴリーで、言葉の役割を表すものです。
例えば、名詞にはApple、Dog、Tree、Tomといった単語が属します。

きなこ
きなこ
文の必須要素は名詞、動詞、形容詞だけってことだね。

品詞について詳しくはこちら

英語の品詞の見分け方をやり直し【TOEIC985点取得者が解説】こんにちは。きなこです。 今日は英語の品詞の見分け方について勉強しましょう。 TOEICのPart5や6、公務員試験の文章理解「空欄...

五文型とは文の要素の並び順

この文の要素の並び方は順番が決まっており、それが5パターンあります。
これが五文型です。

英語の五文型を覚えた方がいい4つの理由とは?

英語は語順が厳格で、意味が変わってしまうから

英語は日本語と違って、文の要素を並べる順番の自由度が低いです。
ですので、正確な順番を覚えないと、意味が変わって伝わることもあります。

例えば、
彼は「the cat」と犬を名付けた。
He named the cat the dog.

日本語と同じ順番に訳してみましたが、合っているでしょうか?

いいえ。違います。
この英文は「彼は猫をthe dogと名付けた」という意味になっています。

語順で英語の意味は変わってしまうのです。

正確に言えば、He gets a book to me.と
Bookを前にすることは可能です。

しかし、「to」が加わるので、別の構造の文になります。
この場合、第四文型から第三文型に構造が変わっています。

文の要素以外の「副詞」や「前置詞句」などは自由度があります。
Finally I get there.も、I finally get there.も同じ意味です。

文の要素の順番すなわち「五文型のルール」は厳格で、誤ると意味が変わる可能性があるため、身に付ける必要があるのです。

文の意味の推測が可能だから

五文型によって、分からない英単語があっても文の意味を推測することができます

例えば、下記の例文で使われている動詞は全て「Get」ですが、文型によって意味が異なります。

❶は「彼は戻る(=後ろに動く)」
❷は「彼は驚く」
❸は「彼は本を手に入れる(=買う)」
❹は「彼は私に本を買ってくれる」
❺は「彼は私を驚かせる」

後に各文型を詳しく見ますが、それぞれ文型が持つ意味に特徴があります。

例えば、第二文型は「S=C」という構図です。
She remains silent.

remainの意味が分からないとしましょう。

silentが「静かだ」という形容詞であることを知っていれば、「She=silent 彼女は静か○○」という大枠の意味が分かります。

ちなみに、この文は「彼女は黙ったままいる」という意味になります。

速読につながるから

一つ一つの単語でなく、文の要素という視点で文を見ると、単語よりも大きな塊単位で文を読むようになります。

例えば

Three cats stay quiet at her room.
SVC+前置詞句

単語より大きな塊で文を捉えるようになっていきます。

文の構造という視点で捉えると、「SVC、それ以外」という目で見るからです。

Three, cats…at, her, roomと読むよりも、大きな単位で捉える方が理解のスピードが上がります。  

TOEICなどの試験問題に役立つから

文型を知っていると、TOEICに役立ちます。

例えば、こんな問題

The weather is _ _ _ .

A humid
B humidity
C humidify
D humidly
 

まず文型は何か?


Be動詞=第二文型

 

文中の位置

SVCのCだから名詞か形容詞

「The weatherは?」という文だから
意味的に「形容詞

品詞は?

ここからは品詞の知識が必要です。

形容詞を探します。
語尾に注目しましょう。

B humidity  名詞
C humidify  動詞
D humidly  副詞

正解はA humidです。
意味が分からなくても正解に辿り着けます。

 
 

英語の五文型❶第一文型SV

主語と動詞の文で完結する文です。
名詞+動詞です。

しかし、主語と動詞だけで意味が伝えられるのは、
He smiles. 
He dies.
など限られています。

He gets back. He goes to school.のように
行き先などの補足情報が必要となる場合が多いです。

第一文型で用いられる動詞は「自動詞」と呼びます。
目的語を伴う第三文型の動詞と間違いやすいものは下記の通りです。

・Agree 賛成する
・Arrive 到着する
・Reply 返事する
・Complain 文句を言う
・Graduate 卒業する

英語の五文型❷第二文型SVC

主語と動詞の後に、主語の説明をする「補語」を置く文です。
名詞+動詞+形容詞または名詞です。

S=C」の関係となります。
「I am a student.」という文を思い浮かべると分かりやすいでしょう。

第二文型で使う動詞自動詞とよびます。

主な動詞の一覧です。

❶~である:
 Be動詞
❷~の状態である:
 Keep Stay Remain
❸~になる(変化):
 Become Get Turn
❹~と感じる(感覚):
 Feel Smell Taste Sound
❺~に思われる:
 Seem Look

英語の五文型❸第三文型SVO

主語と動詞の後に、動詞の動きを受ける「目的語」を置く文です
名詞+動詞+名詞です。

第三文型の動詞他動詞と呼びます。

SVCの一部はCが名詞であるため、SVOと区別がつけにくいです。
図にある通り、S=Cなら第二文型、S≠Oなら第三文型です。

中学英語から一歩踏み込みたい人に

第三文型で使う動詞のうち、間違えやすい一覧をまとめました。

中学の時「~を○○する」と和訳できる動詞は他動詞、
と習った人もいるかもしれませんが、これは正確には違います。

つい前置詞をつけたくなってしまいがちなので気を付けてください。

❶Marry ~と結婚する
❷Attend ~に出席する
❸Discuss ~について議論する
❹Resemble ~に似ている
❺Enter ~に入る

 

英語の五文型❹第四文型

主語と動詞の後に目的語を二つ置きます
二つの目的語は人→物の順です。
名詞+動詞+名詞+名詞です。

第四文型の動詞も他動詞です。

第四文型で使う動詞の一覧です。

動詞の直後の目的語を「物」にして文を置き換えた場合に、
「TO人」になるか、「FOR人」になるか2種類に分かれます。

相手へ何かが到達する、という意味の動詞は「GIVE型」
TOの前置詞句で置き換えます。

I teach her English.
→ I teach English to her.

Give型:Lend Send Hand Show Teach Tell

相手のために何かする、という意味の動詞は「BUY型」
FORの前置詞句で置き換えます。

I cooked him dinner.  
 → I cooked dinner for him.

Buy型:Get  Make  Cook  Leave  Sing  Choose

英語の五文型❺第五文型

主語と動詞の後に目的語、目的語を説明する語(補語)がきます
名詞+動詞+名詞+名詞または形容詞です。

第五文型の動詞も他動詞です。

名詞が2つ続く場合、第四文型と見分けが付きにくいです。

その場合は、図のとおり、2つの名詞の関係を見てください。
名詞≠名詞なら第四文型で、名詞=名詞なら第五文型です。

第五文型で使う動詞の一覧です。

動詞の分け方に決まりはないですが、4つに分類してみました。

❶Make型(使役動詞)~させる

Oの後のCは「動詞の原型(活用しない基本の形)」です。

She makes me cry. 
彼女は私を泣かせた。 

ただし、Getは例外です。
厳密には使役動詞ではないのですが、意味は似ています。
不定詞【TO+動詞の原型】が続きます。

I get Tom to fix my bike. 
私はトムに自転車を修理してもらった。

(Get) Let  Have  Help

❷Feel型(知覚動詞)~を感じる

こちらも使役動詞と同じで「動詞の原型」がOに続きます。

I hear my dog bark.
私は犬が鳴くのを聞く。

Feel  See  Hear  Watch

❸Keep型 OをCにする

Oの状態について話している形です。

I keep my dog clean.
私は犬をきれいにしておく。

Keep  Leave  Make  Get

❹Think型 OをCと考える

Oについての話し手の考えを述べます。

I think her rich.
私は彼女をお金持ちだと思う。

Think  Believe  Consider  Find

その他

I call him Tom.
私は彼をトムと呼ぶ

など、名前に関する動詞もあります。

英語の五文型やり直しにおすすめの参考書

中学校英語の「文の構造を理解する」には、こちらがオススメです。

新装版 英文法のトリセツ じっくり基礎編 (日本語)

 

英語が好きな人の一番好きな出版社一位「アルク」(きなこ独自調べ)から出ているベストセラーです。
講義形式で解説がされているので、解説を読みながら、例文を覚えていくとよいでしょう。

なお、2020年8月現在、Amazon Prime会員の無料で読める対象の本です。
会員の方はぜひ、今すぐダウンロードしましょう。

こちらの参考書は、
Amazon Prime会員だと無料で読める対象の本です。(2020.8月現在)

無料の対象は定期的に入れ替わります。
会員になると、このように質の良い本で
勉強することができます

無料体験中に参考書をダウンロードし、1か月で解約したとしても、その後も参考書は閲覧することができます。

現在、Amazon Prime会員の会費30日間無料体験を行っています

>>(公式)AmazonのPrime会員詳細へ


なお、学生の方はこちらの方がお得です。

会費は半年間無料です)


>>(公式)Amazon Student詳細へ

 

Prime会員の月会費は500円(学生は250円
1か月で退会も可能です。

非会員だと、2000円未満の買い物で410円(※本州)かかってしまう送料や510円のお急ぎ便が無料、などのサービスもあります。

きなこ
きなこ
送料無料・お急ぎ便は試す価値あり。特に、教材は2000円未満のものが多いから、ささっと1冊だけ欲しいときには便利です

 

Amazon Primeの詳細や
無料で見放題の海外ドラマを徹底活用した

お得な英語学習方法はこちら

Amazonプライムで英語学習【TOEIC985点取得者が語る】こんにちは。きなこです。 Amazonで本買うこと多いけど Prime会員なら海外ドラマ見放題って聞いたけど お得なのかな? A...

英語の五文型やり直し まとめ

英語の五文型についてまとめました。

まとめ

五文型と文の要素
文の要素とは、
これがないと文が成り立たない必須のパーツ

五文型とは、
文の要素「主語、動詞、補語、目的語」の並び順

主語
日本語の「~は」、「~が」にあたる語(語句)

I
am a student.  私は学生だ。

動詞
日本語の文末「○○する」にあたる語(語句)

I keep a dog.  私は犬を飼っている

目的語
動詞の働きを受ける語(語句)

I keep a dog.  私は犬を飼っている。
   ➡        ➡

補語
主語の説明をする語(語句)
主語=補語の関係

She is kind.  彼女は親切だ。

文の要素と品詞

文の要素は次の品詞から成り立つ

主語:名詞
動詞:動詞
補語:名詞、形容詞
目的語:名詞

ただし、この品詞
これがないと文の要素が成り立たない必須のパーツ

実際の主語は冠詞のa/anや形容詞などを伴う名詞

英語の五文型を覚えた方がいい4つの理由

■英語は語順が厳格で、意味が変わってしまうから
■文の意味の推測が可能だから
■速読につながるから
■TOEICなどの試験問題に役立つから

第一文型SV
主語と動詞の文で完結する文

名詞+動詞

第二文型SVC
主語と動詞の後に、
主語の説明をする「補語」を置く文

名詞+動詞+形容詞または名詞

「S=C」の関係

第三文型SVO
主語と動詞の後に、
動詞の動きを受ける「目的語」を置く文

名詞+動詞+名詞

第四文型SVOO
主語と動詞の後に目的語を二つ置く文
二つの目的語は人→物の順

名詞+動詞+名詞+名詞

第五文型SVOC
主語と動詞の後に
目的語、目的語を説明する語(補語)を置く文

名詞+動詞+名詞+名詞または形容詞

❶Make型(使役動詞)~させる

Cは「動詞の原型(活用しない基本の形)」
※Getは「to+動詞(不定詞)」

(Get) Let  Have  Help

❷Feel型(知覚動詞)~を感じる

Cは「動詞の原型(活用しない基本の形)」

Feel  See  Hear  Watch

❸Keep型 OをCにする

Keep  Leave  Make  Get

❹Think型 OをCと考える

Think  Believe  Consider  Find

五文型のやり直しにオススメの本
新装版 英文法のトリセツ じっくり基礎編 (日本語)

五文型が分かると、英語の表現も広がります。
当ブログを参考に、基礎を固めていってください。