こんにちは。きなこです。
at も inも場所を表すけど、違いが良く分からないな。
at the stationとin the station、どう違うの?
at schoolとin school、何が違うの?
本日は前置詞のatとinの違いについて解説します。
前置詞全体の記事はこちら
きなこの英語に関する実績は下記のとおりです。
- 旧帝国大学文学部言語学専攻
- カナダ留学経験あり(1年半)
- TOEIC985点取得
- 英検準1級取得
- IELTS Overall7.0
Listening8.5 Reading 6.5 Writing 6.0 Speaking 6.5※Readingでは最高8.0を得点
主な職歴は教育行政公務員ですが、国立大学研究員時代、国際労務担当として海外の労働法調査など行っていた経験があります。
詳しいプロフィールへ
目次
場所を表す前置詞atとinの違い
特定の場所か、空間の中か
I am at the station. と I am in the station.
この違いを理解するためには、
初めにatとinのイメージを復習しましょう。
一般的にatは「点」、inは「中」と表現されることが多いです。
atは特定の場所、inは空間の中です。
At
[I am at the station.]
駅のどこか一つの地点(場所)にいる、と言っています。
8番出口に立っているかもしれませんし、ハチ公前で待ってるかもしれませんね。
IN
[I am in the station.]
駅という空間の中、つまり、構内のどこかにいる、と言っています。
atが湖の岸で散歩しているイメージ、
inは湖のまさに中で泳いでいるという違いがありますね。
活動している場所か、その空間にいることを指すか
I am at school. と I am in school.
この違いを解説します。
atとinの違いを説明する前に、「冠詞のthe」がない点に注目しましょう。
施設を表す、church、prison、university、collegeは無冠詞で「そこで行われる活動」を一般的に指します。
さて、atの記事で解説しましたが、そのような状態や活動の場所にいるという意味があります。
ATの用法
[I am at school.]
学校で授業を受けている、ということを指しています。
[I am at the school.]
学校にいる、ということを指しています。
このatは場所を表す用法です。
待ち合わせで校門のすぐ傍に立っていたり、授業参観でたまたま出かけている状況かもしれません。
INの用法
[I am in school.]
在学中である、学生である、ということを指しています。
学校での活動が「無冠詞」で抽象化されています。
学校で勉強するという空間の中にいる=学生である、というイメージです。
[I am in the school.]
学校の(建物の)中にいる、ということを指しています。
atとの違いは、駅の例と同じですね。
前置詞atとinの違いとは?使い分けのまとめ
前置詞atとinの違いについてまとめました。
■特定の場所か、空間の中か
一般的にatは「点」、inは「中」と表現される
[I am at the station.]
駅のどこか一つの地点(場所)にいる
[I am in the station.]
駅という空間の中、つまり、構内のどこかにいる
■活動している場所か、その空間にいることか
I am at school. と I am in school.の違い
ー「冠詞のthe」がない場合
施設を表す、church、prison、university、college
「そこで行われる活動」
[I am at school.]
学校で授業を受けている
[I am at the school.]
学校にいる
(校門に立っている状況もあり得る)
[I am in school.]
在学中である、学生である
[I am in the school.]
学校の(建物の)中にいる
隣接した意味の前置詞を比較して覚えると、イメージが捉えやすくなるメリットがあります。
多くの例文に触れ、様々な意味をつかんでください
ぜひ、当ブログも役立ててください。
参考文献と参考URL
記述に当たっては、こちらを参考にしています。
■LONGMAN Dictionary of Contemporary English(2010)
英英辞典としてもオススメです。
リンクは改訂版です。